移住するにあたり、大きなハードルの一つとなるのが、「仕事」じゃないでしょうか。
夫の場合:
我が家は夫がフリーランスのため、在宅でできる仕事もありますが、収入全体の3分の1くらいを占める業務で、会社へ出向いて業務するものがありました。
夫はちょくちょく、在宅勤務について会社側へ尋ねたりもしていたそうなのですが、それは難しいという返答で、ずっと実現せず。。。それがコロナ禍になって状況が一変し、完全在宅勤務が可能となりました。
私の場合:
私の方はIT企業で事務的な仕事をしていますが、業務内容的に、在宅勤務で仕事を続ける。というのは絶対に無理だろうな、、と思っていました。
ただ、こちらもコロナ禍になって、こちらも少し状況が変わって来ました。コロナ禍になったことで、ほぼ全員が在宅勤務となったのです。
「移住する時は、今の仕事を辞めて行く事になる。」と考えていましたが、もしかしたら、在宅勤務で仕事が続けられるかもしれないという淡い期待を抱きつつ、上司に相談してみることにしました。
思い起こせば、今の会社で働くことになったのも、昔、派遣で働いていた先で、知り合った上司が転職して、そちらの会社に引っ張ってもらった事が縁でした。
声をかけてもらった時、私は別の会社で働いていて、ちょうど結婚したタイミングで、仕事が激務だったのもあり、働き方を変えたいなと思っていた時期でした。
転職と同時に移住もしてしまおうか。なんて夫とも話していたので、最初契約社員で長期的に。。とお話しいただいたのですが、
「地方移住を今後したいと考えてますので、短期で契約したいです。」
なんて話していました。笑 結局移住先がなかなか見つからず、「だったら長期で契約延長しちゃえば?」ということになり、あれよあれよと長い月日が経ってしまいました。。笑
いざ、ドキドキしながら上司に相談してみたところ、有難いことに移住に関して前向きに捉えてもらい、リモートでも続けられるなら続けて欲しい。と言っていただけました。昔「移住したいので長期契約はできません」という話もあったね〜、ついにその時が来たのね!という感じでした。
ただ、上司の承認をもらっても、人事の判断は若干違いました。
リモート勤務が認められている期間は別に居住地の制限はないので、遠隔地へ引っ越しても問題はないが、コロナが落ち着いて、全員出社となったら、リモート勤務の継続については再検討を要する。
と言ったものでした。なので、コロナが落ち着いた頃には、もしかしたら勤務を続けることが難しいかもしれません。
ただ、「移住するときは、仕事を辞めていく」と考えていた私にとっては、しばらくの間でも、仕事を続けられるといことは、とてもありがたい事でした。もし今後、現在の仕事が契約終了となったとしても、現地で仕事を探すことができます。移住前に東京で仕事を探す事に比べたら、断然探しやすいはずです。
移住するにあたって、我が家は2人とも、運良く仕事を続けられていますが、コロナ禍によって働き方に多様性が出て来たように感じます。早くコロナ前の安全な日常に戻って欲しいと願っていますが、働き方については、このまま継続していって欲しいなと思います。
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